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おすすめ本『茨木のり子の家』

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約3分
近い将来、家を建てる人におすすめしたい一冊、『茨木のり子の家』。

詩人 茨木のり子さんが昭和33年に建てた自邸の写真に彼女の詩が添えられた宝物のような本。

 

 

 










茨木さんは、谷川俊太郎や大岡信らと活動した同人誌「櫂」の創刊メンバーとして

戦後詩を牽引した昭和を代表する女流詩人。

童話作家、エッセイスト、脚本家としても活躍されました。

ページの中は、家の写真と詩のみととってもシンプル。

数多くの国語の教科書に掲載された最も有名な詩、「わたしが一番きれいだったとき」も収録されています。







 










この家は、巻末の甥御さんの言葉から彼女の従姉妹の建築家と一緒に設計した家ということ。

詩と同様に独特なセンスがちりばめられています。

エントランスから臨む山小屋風のデザインは今見ても斬新で、内装には落ち着きが感じられます。

 

私が特に気になったのは、今見るととっても新鮮に感じるレトロなパターンの型ガラス。








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手描き模様の葉っぱのようにも見える何とも魅力的なデザインです。

このガラス、昭和30年代の旭硝子製の型ガラスでその名も「このは」という商品。


細かな線影を向きを変えつつ施し、光の具合で表情が変わるように意図されています。



 



家の中で型ガラスの役目を果たしつつ、まるで工芸品のような意匠を持つ重要なアイテムとなっています。


 








「ここまで自分の好みをはっきりとカタチにできたら、素敵だな。」と思わせてくれる一コマでした。





茨木さんの家をヒントに、ことあるごとに自分の好みを顕在化させていくことで、

「自分らしい」家に一歩ずつ近づいていけるような気がします。


 


古き良き時代の色褪せぬ暮らしを見せてくれる一冊。

ぜひ、一度お手に取ってみてはいかがでしょうか。



 




『茨木のり子の家』平凡社

詩 茨木 のり子・写真 小畑 雄嗣

 

 

 

 

本社・企画広報

山田 祐子

 

 
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