本社近くの古い建物の1F。
フロアーはOAK(オーク)無垢材。
20坪くらいの空間を、インテリアに特化した人の集まるスペースに。
日曜日。足場、基礎、大工、木材加工工場、外壁、電気、内装、水道、左官、設備、クリーニング、測量などの施工を担当する職人が集まる「第一建設安全協力会」総会。
年に1回の全体総会と各支店支部で毎月の月例会、安全パトロールを実施し、安全、品質、技術の向上を目的に、意思統一と連帯を深めている。
今年は、役員の交代と、よりコミュニケーションを深める体制を報告。
「品質」「美化」に貢献の優秀者の表彰。
昨年度は、会のメンバーの自宅4邸と兄弟、実家の2邸の設計施工もお任せいただいた。
熊本地震の現地調査を通じて、耐震設計施工の大切さを伝えている。「エムズ構造設計」さまの講習勉強会。
熊本の震度7の繰り返し大地震倒壊のメカニズム。
倒壊しないだけでなく、住み続けられる設計施工が大切。
営業、設計、工務、支店長、役員、も参加し、第一建設の耐震設計の方向が正しい事を再認識。
現場との意識の統一を図る。
15年前から実施している、設計施工の品質基準であるISO9001も、今月から、現場との一体化した品質マニュアルの改定をはじめている。
潜在的なお客様要求事項。
家族の命を守り、住み続けられる家づくりを進めて行きたい。
出張の機内。
ANAの機内誌「翼の王国」
の連載「おべんとうの時間」を真っ先に読む。
夫がカメラマン、妻がライターの阿部夫婦が全国各地のお弁当を取材して歩いた美味しい物語。
写真と文章で「家族としごとを繋ぐ匂い」のようなものを感じさせる。
アルタナカフェ「響木図書館」にも連載の書籍版1-3が置いてある、お勧め本。
今回はシャボン玉せっけんの釜焚き職人。
毎日同じ工程で、シンプルな材料を1週間かけて石鹸をつくる。
石鹸を実際に舐めながら五感を使う職人技が必要なしごと。
水が入りすぎた状態を「ようのびる」と言う。
その職場でしか通じない言葉が面白い。
仕事で悩んだときの、おべんとうをつくる奥さんの「大丈夫よ」の言葉。
取材だからと気合いを入れていつもと違うおべんとうをつくってくれた奥さん。「うぐいす豆のハム巻き」が美味しそう。
「おべんとう」でつながる家族としごと。
家族あってのしごと、しごとあっての家族だといつも感じる。
今日は、黒田沼津支店長の結婚記念日のため、昼過ぎに手紙を書き終え、夕方沼津支店へ。
ちょうど、モデルハウス併設カフェ「caféLDK」店内に置かれる今月の本の紹介POPを4月に新卒入社した谷口さん(沼津支店アシスタント)が制作中。
今月の選書テーマは「傘」
デザイン学校出身の彼女は、イラストレーターで傘をセンス良く図案化。
紹介文も書き、センス良くまとっまっている。
選書は、何処と無く哲学的な本を選ぶ読書家、平野くん(沼津支店広報/caféLDK店長)
今月、彼が傘をテーマに選んだ本は全部絵本。
パラパラとページをめくってみる。
中でも印象的だったのは
「かさ」
小学校低学年くらいの女の子が雨の日にお父さんの傘を持って、駅にお迎えに行く道中を描いた物語。
繊細な線画に墨色と女の子の赤いかさに朱色が入った2色の絵。
そして文章が全くない、文字通りの絵本。
お父さんの黒く長い傘を大切に持ち、駅までの街並みを歩く女の子の姿。
1カットごと想像を掻き立てる。
大した話ではないのだけと、なぜかドラマチック。
歌川広重のような、細く繊細な雨の描写が印象的。
作者は1918年生まれの太田大八さん。
1975年の作品。その時代の街の風景、ファッションも楽しい。
雨の日は、建設現場が止まる。梅雨時は、工程が読めなくなり嫌な気分が多いのだけど、こんな絵本を読むと気持ちも変わる。
他4冊の絵本も名作揃い。
「傘」がテーマの絵本。caféLDK沼津店内に並びます。
雨の日に是非。
夕方、明日のALTANAテーブルマーケットに並ぶ、オーガニック野菜が届く。
2010年頃からはじまった月1回の野菜市。
富士市の本社では、富士神戸soramadoから天間home&café HIBIKIそしてALTANAcaféへと場所を変え、富士山麓で無農薬、有機農法に拘るつくり手の畑から毎月届けられる。
丁寧に育てられた野菜たちは、毎月顔ぶれが変わる。
新鮮で、深くみずみずしい味わいの美味しさは勿論。
カタチや色を眺めるのも楽しみのひとつ。
明日の顔ぶれの一部を紹介。
多肉植物のような佇まいのコールラビ。
インテリアとしても。
おもちゃ箱から出てきたようなズッキーニ。
磨きたくなる。
ひと仕事して来たかのようなエシャロット
ご苦労さま。
お買い上げいただいているお客さま、ドラゴンファームさん、ゆのさや農園さん、Natural Farm ATABOさん、毎月ありがとうございます。
テーブルマーケットでは、届いた野菜たちのサラダバイキングが朝9:00から愉しめます。
「お客様との心の橋わた誌」として2008年4月に創刊した、会社の情報誌「Dーねっと」
建築中やお引渡し後のお客さまからのメッセージや定期点検のお知らせを中心に誌面を構成。
創刊から休む事なく、9年。
一貫して編集を務める長澤技術部主任がDーねっとを育ててきました。
55号目を迎える、今号は装いを新たにして本日6/1日発行しました。
手にしていただきやすいようにサイズをA4からA5サイズに。
新Dーねっとを手にしているのは、表紙の住まいを設計した、金刺設計(技術部設計課デザイン設計室/一級建築士)
着工、地鎮祭、上棟、お引渡し、定期点検時、掲載のご了解を戴いたメッセージのページ
富士、沼津、藤枝のLivingDのカフェメニューと社員のおススメのページ
巻末は定期点検のお知らせのページ
その他、「リノベーション施工例」「まるごと大感謝祭開催報告」「ちびっこ1級建築士最優秀賞表彰作品紹介」「賃貸部からのお知らせ」などのコンテンツで全16P。
各支店、モデルハウス、カフェ、イベント会場、地域のお店に置かれたり、ご自宅へ郵送などでお届けしています。
次号からは、社員数名が交代で編集を務める予定。
毎号のコンテンツ変化が楽しみ。
これまで以上に「お客様との心の橋わた誌」となるコミュニケーション誌を目指します。