今年ももうすぐ染井吉野の季節が訪れますが、やはり富士山の麓で暮らす者としては富士山と桜を一緒に撮れるというのは有難い限りです。
ただ、ここ数年は富士山の雪化粧がイマイチですので、以前のように撮影意欲がわきませんが、温暖化の影響で今後も冠雪量の少ない富士山という状況が当たり前になるのは少し残念でもあります。
2年前の写真となりますが、こちらは富士市の岩本山公園での桜と富士山の写真です。
さすがに人気スポットだけあって、早朝でもカメラマンが大勢おりました。
次は、岩本山公園から車で10分ほど離れた潤井川(龍巌淵)です。
たぶん、桜と富士山の撮影場所で、これだけ迫力のある富士山が撮れる場所は、個人的にはここが一番かと思ってます。
最後は富士宮市の大石寺からの写真です。
迫力ある桜と富士山のバランスが気に入っておりますが、これらの写真は全てsonyのα6000を絞り優先で撮影してます。
デジタルカメラを選ぶ場合、撮像素子(イメージセンサー)の大きさが重要になってきますが、本格的なカメラマンになりますとフルサイズ(35mm判サイズ)という高画質撮影・低ノイズ撮影ができるカメラを選ぶ傾向があります。
ただし、お値段がウン十万円しますので一般的な人ですとなかなか手を出さないかと思います。
次にAPS-Cサイズというものがありますが、これは入門機や中級機で主に出回っていて、α6000もこの部類に入ります。
私に場合は、風景はスナップ写真のように手軽に撮りたいものですので、個人的にはこのレベルで十分ですね。
今年は時間があるようでしたら、久しぶりに富士山と桜を撮ってみたいものです。
フォトグラファー 石川 学